営業
営業課所属/2004年入社/大学卒業
守備範囲の広さを生かしてお客様の要望に一つでも多く応えたいですね
取引先と現場をつなぐ橋渡し役として活躍
営業担当の千葉伸治さんは話す。
「私たちの会社で作っている製品は、お店で売られているような一般消費者向けのものや、カタログに掲載するような定番ものではありません、お客様が希望する部品や装置を、オーダーメイドでお届けする。その窓口を担っているのが、営業の仕事なのです」
クライアントから依頼や相談を受けるとすぐに駆け付け、担当者から詳しい内容を聞き取る。「品質」「性能」「納期」「コスト」といったように、要望は多岐にわたるため、「お客様との会話を通じて、最も重視しているポイントを引き出し、現場へ的確に伝える。そこが私の腕の見せ所です」と千葉さんは話した。
「営業は、直接ものを作ることはできませんが、設計エンジニアとマシンオペレーターとプロセスを共有することで、ものづくりに参加している気分を十分に味わうことができるんです。これって“製販一体”である会社だからこそ得られる喜びですよね」と続けた。
最初の頃は、相手の懐に飛び込んでいく恐怖心や、要望や思いを上手にくみ取れただろうかという不安ばかりで、「何もかも手探りで大変でした」と千葉さんは振り返る。そして、無事に製品を納品した際、担当者がかける「ありがとう、助かったよ!」の声が、千葉さんの成長を後押ししてきた。
「今では、お客様の要望に対して、よりベストな形を提案できるように心掛けています。そのためには、お客様とはもちろん、現場のみなさんとも親密にコミュニケーションを図るように肝に銘じています」
金属部品の設計・試作から加工、完成まで一貫生産できることや、部品を作るための金型や装置も手掛けていることから、メーカーの幅広いニーズに応えている同社。取引先からは、「困ったときの岩沼精工」と頼りにされているという。
これまで会社が築き上げてきた実績と信頼を守り、さらに積み上げていく。そんな使命感を抱いて、千葉さんはこれからもひたむきに奔走する。
千葉さんのある一日
- 8:30
- ラジオ体操・朝礼
- 8:40
- 作業開始 メールをチェックし、状況に応じてメールや電話で返事をする
- 9:00
- 社内打合せ 納期や製造方法などについて、製造担当者と話し合う
- 11:30
- 外出 営業車に乗り取引先へ向かう。昼食は、途中で済ませる
- 13:00
- 取引先訪問
- 16:00
- 帰社・デスクワーク 見積書の作成やメールのチェック・返信など行う
- 17:30
- 終業